自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

冬の中

今日も、一日終わりました。



昨日、引っ越しをして、

旦那の実家に入りました。

一家、4人15年近く住んだ家だったので、

必要な物、そうでない物…

たくさん、出てきました。



中には、

亡き息子が、

千葉に行く時に忘れたのであろう

普段かなり頻繁に着ていた長Tが。



旦那に見つからないように

そそくさと洗濯して、

また、母の遺品と一緒に。



私が何一つ捨てずに

半年以上も置いてあったので、

旦那も言いたいけれど、

言えなかったのが、

引っ越しとなったら、

捨てられる物は捨てなさい。

と、いよいよ言われてしまいました…

仕方ないとは理解しています。

だって、本当に何も出来なかったから。



旦那の実家にはお仏壇があるので、

今は、その横に息子の遺影と位牌、骨壷

置かせて貰っています。


本来ならば、とっくに納骨…

でも、旦那の実家のお墓…も

どうなんだろう…?


何より、まだ私が手離せない。




回りの時間や季節は、

移り変わって行くのに、

私の時間は、それに追いついて行けてない。

息子が亡くなって、

春が来て、

夏が来て、

秋もそろそろ終わり、

また、冬が来る。


元々、好きぢゃない冬。

今は、以前よりももっと好きでなくなった。



冬なんて無くなってしまえばいいのに。








私は、ずっと冬の中にいるけど…