自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

病院からの呼び出し

今日も、一日終わりました。




昨日、

昼間に姑の病院から連絡があり…




脈がかなりの長さで休んでしまう。

治療について話をしたいので

来て欲しい。



どうやら、

旦那に電話が繋がらないようでした。



すぐに向かいます。と

伝え、病院へ。




病院についてから

何度目かの電話でやっと旦那がつかまり

すぐに病院に来るように伝えました。



姑は、かなり苦しんでいて、

お腹の痛みを訴えて唸っている状態でした。



話が出来る状態ではなく、

私はひたすらお腹をさすっていました。



旦那が到着して、

主治医からされた話は、

ペースメーカーを入れる話でした。

ただ、

今の状態で埋め込み式の物を手術で入れる事は不可能で、

体外式の物を使う事で

脈を整え、突然死や脳への障害が無くなるようにする。


との事でした。



そこから、どこまで回復出来るものなのか、

私には全く解らないのですが、


万が一の話も

出てきて、

人工呼吸器や心臓マッサージを必要とする事態になった時にどうするか?

と聞かれ、

人工呼吸器を使うというのは、

植物状態の事だし、

心臓マッサージをすると

肋骨が何本も折れてしまうんだそうだ。



旦那は、

延命措置は望みません。

と、はっきり答えていました。



旦那は、

父親も植物状態になって、

延命の選択を迫られた経験をしているので、

今回、即座に答えられたのだと思います。



実際、あんなに苦しんでいる姑を

見ていると、良くなる可能性があるのなら

どんな治療でもしてほしいと思うかもしれないけど、

そうでないのなら…と

思うのも無理はないと思うのです。




虚ろな目をして

唸っている姑を見ている内に

人ってこんなに苦しんで死んでいくのか?

だとしたら、

縊死した息子の苦しみは

短くて良かったのかな…なんて

少しだけ思った。


生きている事が苦しく

死ぬ時にも苦しみが長く続いて

息を引き取るなんて、

どれだけ辛いだろう…と思ったら…




生きて欲しかった…




それが一番思う事なのには

変わりないのです。

それでも、

何日も痛みや苦しみを感じながら

ベットの上でやせ細っていく姑を見ると

また、違った感情も出てくるのです。



そして、

私自身もいづれは

こんな風に苦しんで死んで行くのだ。

これから死ぬまでも

きっと、息子を忘れる事も

息子を死に追いやった2人の事も

説明をさせる事を拒む彼女母の事も

ツイートの存在を知っていながら隠していた警察の事も、

何ひとつ忘れる事なく

悔しさをいつも胸に秘めながら

苦しんで生き、

そして、苦しんで死んでいくんだ。




なんて、

思ったら

やっぱり

しんどいな…