自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

2月20日

今日も、一日終わりました。



土曜日、日曜日と

引っ越しの準備に追われ…

気がついたら、

安定剤の量は、減っていました。



でも、

片付けている時に

家族の誰にも言っていない

秘密の大切な物の存在を思い出した。



自分のタンスの奥に

小さな骨壷。



平成10年2月に妊娠6ヶ月で、

死産した姫が納められている。



今の家族の誰一人も

この事実を知らない。



この姫もやはり、

手元に置いておきたい気持ちと

当時の私はどうしたら良いのかが

解らなかったのとで、

ずっと、手元に置いていた。


正直、産声すらあげてないので、

自らの手で一瞬も育てられなかった姫。

上の子達も、存在すら知らない。



だから、ずっと

誰にも言わなかった。

今の旦那も知らない。



忘れていた訳ではないけど、

本当に何もしてあげられないまま、

手元に。

そういえば…と、ふと

埋葬許可書を開いてみた。


許可がおりて、

火葬をした日が、

平成10年2月20日…


この、

2月20日は、

亡き息子の死亡届を出した日。


中2娘の誕生日。


何の因果なんでしょう。



10年には、悲しみにくれ、

17年には、喜びに溢れ、

また、

30年、更に大きな悲しみが…



これからの2月は、

悲しみと喜びが交錯する

複雑な月になります。



今は、不安のほうが大きい…




2月が来るのは、

怖いです。