自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

たらればの話

息子の誕生日が過ぎ、

ふと…



以前、

現長男が子供が欲しいと言っていて

勿論、現長男は

戸籍上は男になりましたが、

子供を産む事も

子供を作る事も

出来ない身体になりました。

その為、

子供を得るには

よそから精子を頂くしかない。


その時、

現長男夫婦は亡き息子Yに精子の提供を

頼もうと思っている。

と、相談された。


私は、反対しました。


Yは優しい。

だから、その子供が現長男夫婦の子供でも

割り切れない気持ちが芽生えるのではないか?

そう思った。

それとあと一つ

亡き息子、どんな形でも

自分の遺伝子の子供が出来たら

自分の役目は終わった。

と、考えかねないという心配。


結果、違う方法で、

現長男夫婦には2人の子供がおります。





…が、もし…


私が反対しなくて、

孫達がYの提供を受けて生まれた子供達だったら?



Yはまた、生きていてくれたかな?



なんて、

考えても仕方ない事を

考えてしまいます。






私は、

間違っていたのかな…