自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

区切りの日


本日、



仕事に出かける5分前に

わりと大きめの封筒が届いた。



辞書くらいの重さがあり、

なんか頼んだかな…?


なんて、

送り主の欄を見たところ


弁護士先生からだった。



え?



結構、重いよ。



何せ仕事に出かける5分前の事。



急いで、でも丁寧に開けました。




私が今まで先生に送り続けた

たくさんの書類。


先生の指導の元

書き上げた労災申請の書類。


先生が書いて下さった

意見書。


旦那の会社から送られてきた

悔しい思いをした理由書。

(前回、意見書と書いてしまいましたが正しくは理由書。でした。〕




そして数々の文献を抜粋したであろう

資料の数々。




まだ、内容は

確認していませんが…




とにかく仕事に行かなければならないので

急いで封筒に戻し

旦那の位牌の前に置いて 

お線香をあげて仕事に来ています。




先生は仕事で

やって下さっているのですが、

成功報酬という契約なので

先生には文書通信費として

10000円送っているだけなのです。




なのに



なんだか

旦那が頑張っていたんだ。



って、

今更ながら…


 


有り難く。


勿論、

それを形にして下さった先生にも

感謝の気持ちでいっぱいになりながら

仕事に向かいました。




これで

労災申請が通る訳ではないけれど

やれる事はやれてる。



一区切りつけられる…




やっと。





今が1番辛い


旦那の勤めていた会社から

意見書とやらが届きました。



仕事中に倒れたのは事実。


でも、死因が

心原性心停止、高血圧


通院もしているらしいし

業務上問題ない。


だから、うちは関係ない。







って事らしい。




会社にしてみたら

勤め始めて1年も経たずに

死んじゃって


労災申請なんて

迷惑なだけなのかもしれないけど。




だったら、

採用しなければ良かったね。




そしたら



あんな小さな交差点で

旦那は誰にも気付かれずに

倒れるまで仕事しなくて済んだのに。




他のどこかで

仕事してない時に


結果、同じ死因で

死んだかもしれないけど、


仕事してなかったら

あの日、

あの場所ではなかった。




そう思うと

あちらの言い分は

私には。





辛すぎる。





取締役が来た


今朝、

9時頃

旦那が勤めていた会社の


取締役が来た。




もう、私1人の稼ぎでは

生活は成り立たず。



労災の申請を出す為に

旦那が勤めていた会社(勿論支社)に

署名捺印をお願いしました。



先に電話をして

支社に送りました。



26日です。



そうしましたところ、

昨日、電話がきまして

今からか、

明日9時か10時頃家まで来ると言う。



一方的に言われ、

私も仕事前だったので

そうですか。

って…



今、考えたら

ご都合は?とか一切なかった。



で、私はというと

昨日も仕事の後

いつもどおりに飲んで

いつもどおりに薬飲んで寝た。



来る前に電話はしてきていたようだったが、

全く気付かず…



家のインターホンが鳴るまで

普通に寝ていた。

 


私の生活からしたら

朝9時ってかなり苦しい時間。


なんだかあんまりよく覚えていないけど。



会社の本社で取締役をやってる

きっと

偉い人が若い姉ちゃんを伴って

玄関に。


あれって秘書ってやつなのかな。



取締役という人の斜め後ろに

黙って立っておりました。



玄関ではなんなんで

上がりますか?

とは言った気がするが

ここで結構です。だそうだ。



で、

結果、

署名捺印はされていない書類を

返され、2、3日で意見書を作り

送ってよこすそうだ。



だったら

意見書とやら

作ってから来い!


って感じ。



何せ、

薬のせいか

半分夢の中で対応したので

実のところかなり

記憶が曖昧だったりする。



弁護士さんから

会社が拒否しても別に構わないと

聞いていたので

そうですか。


で、帰って行った。







偉い人かもしれないけど…



おたくの仕事している最中に亡くなったのに。





線香の一本もあげてくんないのね…





あんまりだよね。