自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

亡き息子が生きてた!




家の中が
何故かぐちゃぐちゃになっていて

仏壇も普段の位置にはなく、
運び出そうとしたような…

息子と娘が現れて
パニックになっている私を見て
にやにやと笑っている。

携帯から音が鳴り続けていて
私が携帯をぐちゃぐちゃになった部屋で
探すのですが
出て来ない。

あった。
と思うとそれは
破壊されたパパの携帯、
また音を頼りに探すのですが

今度もまた
以前使っていた壊れた携帯。


そんな私を子供2人は
黙って見ている。


やっと見つけた。
と思ったら
携帯の音は消え、
何故か姉や妹、
現長男が現れた。


その最後に現れたのは

裕太だった!
何やってんの。
って
笑ってる。


パニックだった私は
何故が気持ちが
落ち着いて
すんなり裕太が生きている事を
受け入れてる…


それまで
家の中がぐちゃぐちゃで
仏壇までが酷い状態でパニックだった事

携帯の音にイライラしていた事

全てがどうでも良くなって


生きていたんだね。
と本当にすんなりと
何を聞く訳でもなく、
 
生きていた事を
受け入れて…



今までが夢だったんだ。



って
思ったら
目が覚めた…



夢だった。



うなされながら
目が覚め、
でも
裕太が優しく笑っていた顔が
嬉しかったな…