自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

戸籍謄本

今日、

必要があって、

戸籍謄本をとりました。




内容は解っているのに

つい、見ちゃいますよね?


私だけかな?





旦那の諸々があって

私の諸々があって、


現長男は

長女と記載されていて

なんか不思議な気分になって…




私の長男は

やっぱり裕太で… 

でも、死亡して除籍になっている…

死亡した場所も。



そして、

また長男。


1番下の娘も

これまた長女。





養子縁組してないせいかな?



うちは、

私以外は長男、長女の集まりでした。






裕太の届けを出したのが

1番下の娘の誕生日になってしまった事。

なんだか寂しかったな。



あの時には

週末の深夜、

私からの連絡で気にしていた現長男が

裕太の部屋を見に行ってくれて…



裕太を発見した…



普段、起きる事のない旦那の出勤時間になぜか起き出した私…


寝室に置きっぱなしの

バイブのみに設定してあった携帯の震える音が聞こえていたのか

何故か、携帯…と寝室に戻り

何度かの着信履歴を見て…




なんとなく

覚悟してたんだろうな… 




すぐに折り返した電話の先の現長男のお嫁ちゃんの泣き声…




解った。

ありがとう。




と、本当にこの二言しか言わず

通話を切った気がする。




そのまま私は…




立ち上がれない私を

立ち上がらせたのは旦那だった。


ちょうど、旦那はその日横浜まで荷物を運ぶ事になっていて、

私を車に押し込めてから

現社会人1年生の当時は中3坊に

今日は、朝ママが居ない事。

もしかしたらしばらく帰って来ないかも。と話したらしい。




後から聞くと 

夜中に泣いていた私に気がついていたらしく、

解った。とだけ返事をしたようだった。



横浜に着くまでは

旦那のトラックの中で何を話したのか

話していなかったのか 

それすら解らないくらいずっと

涙が溢れていた。


横浜駅でおろしてもらい

その後は、駅員さんに尋ねながら

電車の中では泣いちゃいかん。


なんとか現長男が迎えに来てくれる

駅まで行かないと…と必死だった。



あの日初めて、

私って知らない土地でも目的地まで

行けるんだ。って、発見した。



地元を出て暮らした経験がなく、

乗り継ぎとか必要ない田舎で大人になって…


初めて1人で電車を乗り継ぎ、

目指した先には…





裕太は小さい時から

いつもお姉ちゃんに着いて行ってた。

お姉ちゃんといっても現長男で

この頃には違和感を持っていたお姉ちゃんの遊び相手は

男の子が多かったので、

裕太もいつも一緒に…


裕太はいつも

お姉ちゃんの真似をしたくて


県外に出たのも

お姉ちゃんの後を追いかけて行った風に私には見えてた。




だからこそ、

裕太が行くと言った時に反対した。



お姉ちゃんが県外に行ったのは、

その時に付き合っていた彼女の地元だったから。



裕太は1人だったから

最後まで反対した。



今でも、行かせなければ良かったと

後悔…している…



私の後悔なんて

今更、どうにもならない事なのに。



生きていて欲しかったな。






あんた、いつまでもバカだな。

って言いながら

笑ってて欲しいよ。