自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

労働基準監督署へ行った

15日、

年金事務所へ

年金の手続きに行きました。



色々記入する書類があり、

言われるがままに記入していく…



ですが…


たかが、二択の質問に

私は素直にいいえに丸がつけられなかった。


原因は業務上ですか?


に、かろうじて いいえ に丸をつけた。



次の質問は、


労災保険から給付が受けられますか?




ここで、私の手は止まってしまい、


実は。

労災申請をしようと思っています。


と、話しました。




夜中の死亡ではあるけど、

実は仕事中の事である事を伝え、

労災認定は難しいみたいですが、

ちゃんと知りたいのです。


と、話したところ、

担当して下さった方が、

それじゃ、その結果が出てから

続きをやりましょう。


と、言って下さいました。



実は、この手続きの後、

労災申請から賠償金請求まで

成功報酬のみでやってくれると

ネットで謳っていた弁護士グループの人と

話をする予定でした。

その事を話すと

弁護士先生に相談して

その後、手続きでも

何も変わらないから

(年金で保証される分は変わらないという意味で〕

もし、労災保険でやって貰えば

その方が手厚い保証になるし、

申請してみればいいよ。と

励まされてしまった私。



労災とか

どうでもいい。

貰えるお金も別に興味ない。


どうでもいいけど、

旦那は旦那なりに頑張ってきたはず…


自分勝手で、

すぐ怒るし、

見栄っ張りだし、

面倒臭い人だけど、


でも、

仕事は好きだったと思う。

好きな仕事しかしないんだろうけど

やる事はやっていたはず…


自分の子供が大好きで

子供の為に働いて…



なのに

亡くなる時には

家族の居ないところで

家族の誰にも何も言えずに

逝ってしまった。


旦那の勤めていた会社は

確かに付き合いは短い。

それでも。

あんまりなんじゃないか?

って、私は感じてしまうんです。



裕太の時も

父の時も

義母の時も…


そして、旦那まで。



死ぬ時はみんな1人。って

言うけど、

それでも。





途中で手続きが終わってしまったので

時間が少しありました。



なので、

旦那が倒れた

その場所へ行って来ました。


思っていたよりも近く、

考えていたよりも遠く、

小さな交差点。

パパが最後に見た景色。



夜だったらもっと寒かっただろうな。



家からここまで原付で、

1時間弱はかかるな。



それから仕事を始めて…





パパが好きだったコーヒーを

歩道の隅に置かせて貰いました…





ここで

私は決めました。


弁護士先生がなんと言っても

私はやろう。




この後、家に戻り

弁護士先生と話しましたが

弁護士先生にはあまり美味しい話では

なかったようで、

労災認定されて

損害賠償請求の話になったら…

みたいな感じでした。

あまり期待はしていなかったので

そのまま、電話を切りました。



その後、すぐに

労働基準監督署に電話をしました。



労災申請の仕方を教えて下さい。



と。




失う物はもう無い。

ならば、

やれる事をやろう。



もう、後悔したくないから