自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

ヤマを越えた父

今日も、一日終わりました。




お父さんが帰って来た!

のラインから

たったの2日で、

父は、また夢の世界に戻ってしまいました。


誤嚥性肺炎。

帰って来た2日間で、

少し食べられるようになっていたので、

それが、肺炎の原因のようでした。

酸素が思うように肺に入らず

酸素吸入をしていましたが、

その後、今まで起きた事のない

てんかん。



月曜日には、

最期の時にはどうするか?

という話を先生から聞かれた。


人工呼吸器。

心臓マッサージ。

これはもう本当に最後の時。

この2つの処置はしないで下さい。

と答えました。


後、ひとつ

今、出来ること。

それが鼻からチューブを入れ、

胃に直接、栄養を入れる事。




何もしなければ、

後、3週間ももたないだろう。

と。


透析をしている父に点滴での栄養補給は

できない。

だったら、やるしかない。

もう、一生チューブを抜けずに

流動食しか食べられない事になる。

9割の人はそうなるんだそうだ。


でも、何もしなければ

3週間。

手術の後、ほとんど正気の時間がなく、

このまま、逝っては欲しくなかった。



そして、

今、父は眠っています。

てんかんによるものと、

説明を受けました。

てんかんの事は、全く解らないけれど、

昨日今日と顔を見に行くと

ずっと、気持ち良さそうに眠っています。


身体は、てんかんという

得体のしれない病気と闘っているのだと思うのですが、

側から見ている父の寝顔は

かなり穏やかで、

そんな事を感じさせない。


先生の話では、

1週間、2週間寝てる人もいるみたいだから、

まだまだ、様子見だね。

という事でした。



早く、目覚めて、

父の夢の中にいた時の話を聞かせて欲しい…