自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

奇跡の連続

おはようございます。




今日は、お天気も良くなりそうで

私的にはとても救われます。


雨の日は、

どうしたって、

息子の事を思い出すから…



昨日も雨で

気分は果てしなく落ち込み

鬱々と一日を過ごしました。



テレビをつけて、

ボーっとしていると

ニュースで流れている事故の報道。


このところ、

高齢者ドライバーによる事故のニュースが多く、

突然、最愛の人を亡くしてしまった方々は

本当に辛いだろうな…と、思うのと同時に

本当に人間って儚い生き物だな…と

思いました。



儚いからこそ、

一人では生きられない。





息子は、きっと

それを誰よりも知っていた。

そして、私は

息子は一人ではない。

と、教える事が出来なかった。

親子なんだし、

言わなくても解ってる。

なんて、勝手に思っていた…



本当に後悔しかない。



今は、残された子供たちに

出掛ける時に


気をつけてね。

と、声をかけます。

当たり前の事が私には出来ていなかった。


そうすると子供たちは、

姿が見えなくなるまで

振り返り、手を振って出掛けて行きます。


前を見ないとダメぢゃん!

と、思いながらも嬉しい気持ちになります。




そんな子供たち、

高校生になった息子が

数日前、

夜遅くに私がお酒を呑みながら

その日に撮ってきた父の動画を見ていたところにやって来た。


父が元気になった時に

父にこんなんだったんだよ。って

見せてあげようと撮ってきたもの。


父は未だに


意識レベルが低い…


らしく。

私達の思う状態になってくれるのか、解らない状態。


動画を見ながら

父は、こんなんだったら

死んだ方が良かった。と父が思っていたら?

なんて、色々な事を考えていた…



そんな時に息子が来て


何、見てんの?


父の動画だよ。って、息子にも見せた。




息子が、ふと…


人間、いつどうなるか?なんて

解らないから、ママも気をつけてよ。

みんな、いつも急だから。

俺だって、明日どうなるか解らないんだし。




昨年、息子が亡くなってから

一年も経たずに、姑が亡くなり

どちらも、家族が亡くなるなんて

全く思っていなかったのに…

亡くなった…


まだ、高校生なのに

身近な人間が2人も

突然、この世からいなくなった。


そんな経験をしている高3坊の言葉に

嬉しいような、

悲しいような

複雑な気持ちになった。




人間は儚い。






今日も子供たちが

元気に


ただいま〜!


と帰って来てくれる。


それも、奇跡なのかもしれない。


だとしたら、

毎日は奇跡の連続。






この奇跡がいつまでも続け。

と、思った…