自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

息子の誕生日

今日も、一日終わりました。




そして、

日付が変わり、

今日は、亡き息子が生まれた日。



生きていたら…

って、亡くなった人の年齢を数えちゃいけない。って、

どこかで聞いた事があるけど…


それでもやっぱり

生きていれば…って、

考えちゃいます…




息子は予定日より2日早く

生まれて、3180g。

生まれる前の日、

夕方に破水して

即入院。


すぐに生まれるものと

誰もが思っていたのに

陣痛起きず、

次の日も日中は全く陣痛が来ない。


夜、面会時間が終わり

旦那が帰って

しばらくして、陣痛が始まり

当時携帯電話なんて普及してないから

連絡してもつかまらない。



結局、出産には間に合わず

生まれてしばらくしてから

初めての対面をしました。



日曜日の時間外、

深夜料金が加算される22時8分。

息子が生まれたのでした。



今でも鮮明に覚えている。



なのに、

今、もう息子がいないなんて。


未だに信じられないな。

って、

仕事の合間にもぼぉ〜と考えてた…






お誕生日、

メールが来ないから

私が息子を想っていない。

と、

生前の息子は思ってたみたい。


そんなはずないのに…

何年経ったって、

何十年経ったって…

死ぬまで貴方の誕生日を忘れるなんて

あり得ないんだから。


言わなくたって

解ってると勝手に思っていたのは

私。


ごめんね。

貴方に

貴方は1人ぢゃないんだよ。

って、ちゃんと言えば良かった。




もう、今更なんだけどね。

本当にごめんね。





でも、貴方の不器用なところが

大好きだったよ。


貴方は嫌だったんだろうけど、

私の元に生まれてくれて

ありがとう。




ても、今度

生まれてくる時には

もっと、頼りになる

優しいお母さんのところに生まれて

幸せな一生を過ごしてね。






寂しいよ。