自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

父の住まいの片付け

今日も、一日終わりました。




今日は、朝から

地区の運動会。

役員の為、朝から午前中は

ずっと、運動場で、

今は顔が痛い。


帰宅して、お昼を食べて

仮眠して。


それから、仕事まで

父の住んでいた部屋の片付け。

姉と妹は朝から行っていたようですが、

私は運動会がある為

遅れて参加。


1人で行くつもりだったのですが、

旦那が行くと言い出して 

一緒に行きました。


しかし…


荷物が多い父。

人生80年も生きてれば 

持っておきたい物もたくさんあり…

私達、姉妹からしたら、

理解出来るし

沢山ある荷物の中から

処分する物、したくない物。

仕分けるだけでも大変な作業。

しかも、本人が居ないのだから

そう簡単に判断も出来ない物もある。


私は、まあ、そうだよね。


って、思えるけど、

旦那は違う…

捨てる物はどんどん捨てる。

だから、旦那はあまりにも進んでないのを見て

イラっとする。

そして、それを口に出す。


一生懸命、お昼も食べずに

作業していた姉妹は

その言葉にイラっとする。



私は、

だから来なくて良かったのに。



と、呟く。

妹は、それを聞き、

苦笑い。



んでもって、

イラついてる姉はそれにも気づかず、

怒って、言わなくていい事まで

言い出すから私もイラっとする。


なんて、私と姉は

不機嫌なまま、作業を進めて

捨てる物を捨てながら帰宅。


その作業中、

妹が見つけて私に渡して来たのが

これ。






亡き息子の何番目の彼女か判らないが

バレンタインデーに貰ったであろうチョコの容器に

チェーンで繋いだペアリング…



別れた後に返してきたんだろうな。


捨てずにとってあるところが、

息子らしい…

どういう経緯で別れたのか?

私が会ったことのある子なのか。

それすら判らないけれど、

これも息子が生きた証。



見た目的には

嵐の二宮くんに似ていて

女の子受けは良かったのか、

結構、彼女は何人もいたみたい。

二股とかはないです。

息子の方から付き合い始める事はなかったようですが、

彼女になれば、もれなく自宅に連れてきていたので、

大抵の彼女は知ってるつもり。


ただ、どの彼女との思い出の品なのかは…



父の部屋にはそういった物が

結構あるはず。

父が入退院を繰り返しているので、

1人では置いておけなくて、

息子が一緒に住んでくれていた時期も

結構、長かったので…


そういった物を持ち帰る為にも

旦那には来て欲しくなかったんだよな。


旦那は息子の物を私が捨てられずに

とってある事が理解出来ないみたいだから。



本当は何ひとつ捨てたくなんてなかった。

息子の部屋にあった物、

全てが息子が千葉で頑張った証だった。


それでも、旦那にはそんな気持ちは理解して貰えない。


だから、息子が好んでよく着ていた

シャツやら、ジャンパー、コート。

みんな、私の洋服ダンスにしまってある。

見つからないように…


私が死んだら 

私の洋服は入れなくていいから、

息子の遺した洋服を一緒に焼いて欲しい。




そう、思っています。