なんなんだろうな…

私の人生って。

世の中で自分が一番不幸なんて

思わないけど。

でも

結構…

辛いな。

裕太が逝ってしまってから

いつ死んでもいい。

って思っていたけど

また

死ねなくなった気分。

旦那は馬鹿だと

思ってた。

ずっと。

でも、きっと

口には出さないけど

自分の生き方を

後悔していた気がする。

だから

死ぬまで働いたんだと思う。

自分勝手で我儘で

好きなように生きて…

冗談で

よく言ってた。

死ぬ時は仕事中だな。

って。

労災になるしね。

なんて。

でも、本当に仕事中に

死ぬなんて

酷いよね。

あなたの自分勝手なとこや

あなたの我儘なとこや

あなたの女好きなとこや

あなたの暴れた後の片付けも

私がしたのに…

全部見てきたのに…

全部片付けてきたのに…

最後は見せないなんて

本当、酷い男だ。

でも

私には甘かったよね。

タバコも

酒も

ずっと許してくれたよね。

裕太が逝った後も

ただ黙って

裕太のとこまで

運転してくれたよね。

裕太の葬儀も

私の知らない内に

お金、用意してくれた。

その後、

私がずっと。

今でも

今はもっと…

不安定なメンタルなのに。

側に居ないなんて…

本当に酷い男だ。

昔の彼女の写真、

持って仕事行って。

本当、

酷い男だ。

こんな事、

誰に言える？

風俗やってる時、

どうしても嫌だったのは

彼女いるのに

風俗に来る男だった。

結婚している男は

理解も出来た。

結婚していて

長年一緒にいたら

まして子供がいたら

お互いの気持ちが合わない事もあって…

でも男の人は

たまってしまう生き物だから

そういう時に

風俗でお金を使って

たまってしまうものを

吐き出して

また結婚生活に戻っていく。

それが良いと思っていたし、

そういう男が好きだった。

旦那はそんな仕事をしていた時の

お客さんだった。

今、思えば

そんな仕事していた女と　

よく一緒になったな。

と思うけど。

旦那はフリーだったし

私もまあまあフリーだったし

毎週来てくれたし。

風俗来て

ソープとかじゃないのに

2時間とか。

馬鹿だよね。

あぁ、その時から

馬鹿だと思ってたんだ。

私。

でも、

その馬鹿に私は惚れたんだ。

私も馬鹿だ。

私も馬鹿だけど、

旦那も馬鹿だけど、

旦那を馬鹿にした会社は

許せない…

…