自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

思い出すと。

旦那が逝ってしまってから 



しなくなった事。




TVをつける事。




以前の私は

昼間もずっとTVをつける人でした。



何を観たいとかではなく、

何となく流している…



そんな感じでした。




でも、

今はTVは

子供達が帰って来てから

つけます。



さも、ずっとつけていたかのように。





TVを観ていても

楽しくないんです。




旦那はTV大好きで


家に居る時は

布団で寝てるか

TVを観ていました。



特にバラエティが好きで。



今はTVをつけていると


あぁ、この番組、

旦那好きだったなぁ…




って思ってしまうので

今はTVつけません。




旦那とは


たった23年

四半世紀にも満たない期間しか

一緒に居なかったし

元を正せば他人だし

我儘で

自分勝手な癖に

私には何かとうるさいし


自分は女の子大好きな癖に

私が男性の話をするとヤキモチやくし

夜商売を結婚した後したけど、

同伴する、って言って早く出たら

子供達みんな連れて

車で付いてくるし。



旦那と結婚しなければ、

裕太も死なずに済んだかな。

って思いながらも



裕太は間違いなく

私の血を分けた子供で家族だった。




けど、

この四半世紀に満たない

期間を過ごした

旦那もやっぱり

家族になっていたんだな。


って

今は思う。



言いたい事は山ほど

あるけど。




でも、

血を分けた裕太だって

私に言いたい事きっと我慢してきたはず。


そして

旦那にだって

私に言いたい事きっと我慢してたと思う。



私は裕太が居なくなってから

旦那を受け入れる気持ちが無くなり

半分死んだように生きてきて

旦那はその面倒をみてくれた




今更ながら

あんな人だったけど、

大切にして貰っていたんぢゃないか?


って。