自死遺族になり。

地元を離れ、頑張っていたはずの息子の突然の自死。

繋がり

今日は、息子の月命日。




そして、

私の父の命日となってしまいました。






父には、帰る場所がなかったので、

私の家に来て貰いました。









解りにくいかも

しれませんが…




白いサテンの上に丸くなっているのが、

うちの猫。

メイちゃんです。




外に遊びに行っていたメイちゃんが

帰って来て、丸くなった姿。





以前の記事にも書いたのですが

パチンコ屋さんの駐車場の隅で

ビニール袋に入れられ

捨てられた仔猫。



亡き息子がみつけ、

当時一緒に住んでいた父宅に連れ帰り、

父と2人で救った命。



団地住まいの為、

飼う事は出来ないので、

当時、埼玉に住んでいた

元娘宅まで、

電車とバスを乗り継ぎ、

渡しに行き、

命を繋いだ…


埼玉に行ってしまった

メイちゃんが、

父はかなり気になっていて

時折、

大丈夫かな。

元気にしてるかな。

と言ってたんです。




そんなメイちゃんが

丸くなっているのは、

父の足元。



ドライアイスで、

冷やされた父の身体は

とても冷たく、

猫が好んで丸くなる場所…

とは、とても思えない。



私には、

メイちゃんが、

ありがとう。

って、

言ってるように見えた。


そして、

亡き息子がメイちゃんと

父を守ってくれているような…




不思議で、

でも、誰一人として

メイちゃんを叱る人はいませんでした。


なんだか、

必然なような気がしたんだろうな。

って、思いました。






これから、

父の最後の見送りの日まで

ゆっくり、父と過ごします。